「モーセ 6:47-68:これが救いの計画である」旧約聖書 セミナリー教師用手引き
「モーセ 6:47-68:これが救いの計画である」旧約聖書 セミナリー教師用手引き
創世5章;モーセ6章:第14課
モーセ6:47-68
これが救いの計画である
イエス・キリストは,天の御父の救いの計画の中心を成しています。主は御自分の教義に従って生活することによって,御自分のもとに来るようすべての人を招いておられます。この課は,イエス・キリストのもとに来て,主と御父だけが与えてくださる祝福を受ける方法を生徒が理解する助けとなります。
生徒の準備:イエス・キリストが自分にとってなぜ重要なのか,またイエス・キリストのもとに来るとはどういう意味なのか,家族や友人に尋ねるよう生徒を招きます。
学習活動案
キリストのもとに来なさい
この課の冒頭にあるようなイエス・キリストの絵を見せてもいいでしょう。次に,以下のシナリオを紹介してください。
イエス・キリストをよく知らない友達がいると想像してみてください。あなたの友人は,イエス・キリストが何者で,なぜあなたにとって大切なのか尋ねます。
生徒に,自分ならどのように答えるかを考えてもらいます。そして,少人数のグループかクラス全体に対して,考えたことを発表してもらいます。
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短い時間で友人に返答するとしたら,イエス・キリストについて何を知ってほしいと思いますか。それはなぜですか。
悪事を行う民に悔い改めを宣べ伝えるという,エノクの呼びかけを生徒たちに思い出してもらいます(モーセ6:27-29参照)。今日のレッスンでは,これらの人々に対する主の教えに焦点を当てることを説明します。エノクのメッセージは,イエス・キリストの必要性と,わたしたちが主のもとに来る方法に焦点を当てています。
生徒が救い主の必要性について深く考えられるように,次の指示を提示し,それぞれの言葉について静かに自分自身を評価する時間を取るとよいでしょう。
1(わたしに当てはまらない)から5(わたしに当てはまる)の尺度を用いて,次の文を使って自分自身を評価します。
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救い主が必要な理由を知っている。
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わたしはイエス・キリストのもとに来る方法を理解している。
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わたしは今,イエス・キリストのもとに来て従いたいと思っている。
あなたが自分をどのように評価したかにかかわらず,救い主は皆さんが御自分のもとに来て,主だけが与えてくださる祝福を受けることを望んでおられます。今日,預言者エノクの言葉を研究するとき,あなたが救い主を必要とする理由と,救い主のもとに来る方法をよりよく理解するために,御霊の促しに注意を払ってください。
エノク,民を教える
生徒がモーセ6章のエノクの教えから学べるように,以下の表をホワイトボードに書き写してもよいでしょう。生徒にも,その表を学習帳に書き写してもらうとよいでしょう。生徒に,聖句を研究してもらいます。クラスの半分に,救い主が必要な理由を見つけるよう割り当てます。残りの半分には,わたしたちがキリストのもとに来る方法を見つけてもらいます。生徒が研究するとき,歩き回って,理解するのに助けが必要な単語やフレーズがないか生徒に尋ねるとよいでしょう。以下は,生徒が59節を理解する助けとなるでしょう。
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わたしたちは聖霊の賜物を受けることによって御霊から生まれる(トピックと質問「福音学習ガイド:聖霊の賜物」,福音ライブラリー参照)。
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聖められるとは,「イエス・キリストの贖罪を通して,罪から解放された,純粋で,清く,聖なる状態となる過程」(聖句ガイド「聖め」の項,福音ライブラリー)を意味します。
キリストのもとに来ることについてのエノクの教え:モーセ6:48-52,57-59
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わたしに救い主が必要なのは____だからです。 |
わたしは,____によってキリストのもとに来ることができます。 |
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生徒が表の半分を完成させた後,見つけたことを話し合う時間をとりましょう。例えば,クラス全体でホワイトボードの表に記入したり,学んだことを二人一組で分かち合ったりするとよいでしょう。
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わたしたちが救い主を必要とする理由について,これらの聖句から何を学んだでしょうか。
わたしたちが救い主を必要とする理由に焦点を当てた生徒は,次のような真理を分かち合ってくれるかもしれません。イエス・キリストを通してのみ救いの祝福を受けることができる(52節),どこにいようともすべての人は悔い改める必要ある(49-50,57節)。清くないものは神の王国に住むことができない(57節)。生徒たちに,ホワイトボードの表に学んだ真理を書いてもらうとよいでしょう。
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これらの聖句は,あなたがイエス・キリストのもとに来る助けとなる具体的な行動について何を教えていますか。
キリストのもとに来る方法に焦点を当てた生徒は,学んだことをホワイトボードに書くことができるでしょう。生徒たちの答えは,次のような真理にまとめることができるでしょう。救い主の声に耳を傾け,救い主を信じ,罪を悔い改め,バプテスマを受け,聖霊の賜物を受けるときに,わたしたちはキリストのもとに来る。
聖文では,この過程をキリストの教義(2ニーファイ31:2-21),救い主の教義(3ニーファイ11:31-40参照),救い主の福音(3ニーファイ27:13-22参照)と呼ぶ場合があることを説明するといいでしょう。生徒たちにモーセ6:62を読んでもらい,この過程を説明するために天の御父が用いられたもう一つの言葉を確認してもらうとよいでしょう。生徒たちに,天の御父の救いの計画におけるイエス・キリストの役割について気づいたことを分かち合ってもらいましょう。
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キリストのもとに来るために努力する価値があるかどうか疑問に思っている人に対して,あなたなら何と言いますか。
上記の質問についての話し合いの一環として,生徒が次の節の一部または全部を研究し,わたしたちがイエス・キリストのもとに来る際に受けることができる祝福を見つけるとよいでしょう。マタイ11:28-30;2ニーファイ31:21;3ニーファイ19:13-14;エテル12:27;モロナイ10:32-33。また,イエス・キリストのもとに来る努力をするときに経験した祝福について,生徒に分かち合ってもらうのもよいでしょう。
理解を示す
生徒たちに,レッスンの始めに採り上げた友人とのシナリオについて思い出してもらいます。学んだことを説明する練習として,生徒を少人数のグループに分けて,以下の質問に対する答えを分かち合うとよいでしょう。
今日学んだことや感じたことに基づいて,友人が理解しやすい方法で次の事柄を説明してください。
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わたしたちになぜイエス・キリストが必要なのですか。
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救い主のみもとに来るために,わたしたちは何をすることができますか。
レッスンの締めくくりとして,生徒に考えや霊的な印象を学習帳に書き留めてもらうとよいでしょう。イエス・キリストの必要性について学んだことを分かち合い,イエス・キリストのみもとに来ることがあなたの生活にどのような祝福をもたらしたかについて証するとよいでしょう。