「モーセ6:1-39:エノクの召し」旧約聖書 セミナリー教師用手引き
「モーセ6:1-39:エノクの召し」旧約聖書 セミナリー教師用手引き
創世5章;モーセ6章:第13課
モーセ6:1-39
エノクの召し
エノクは悪事を行う民に悔い改めを宣べ伝えるよう召されたとき,自分は不十分だと感じました。自分にはできないと思ったことを成し遂げられるよう,主はエノクを助け,強めてくださいました。この課は,生徒が,主と,彼らを助け強める主の力に対する信頼を感じる助けとなります。
生徒の準備:困難を乗り越えるのを主が助けてくださり,人々が主の力を感じた経験について考えてもらいます。聖文の中から例を探すよう生徒たちに勧めます。
学習活動案
不十分だと感じる
次のような言葉をホワイトボードに表示するとよいでしょう。できません。力不足です。難しすぎます。
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青少年はどんな状況でこのような気持ちを感じますか。
生徒が発表した状況をホワイトボードに書き出すとよいでしょう。
自分の生活の中で,自分は不十分だと感じたり,圧倒されたりするかもしれない状況について考えてください。少し時間を取って,次の質問について深く考えてください。
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このような状況で主が助けてくださることについて、どれくらい自信がありますか。
エノクの預言者としての召しを研究しながら,自分の状況についても考えるよう生徒を促します。助け,強めてくださる主の力に対する自信を増すために,聖霊の導きを求めるよう招きましょう。
エノク,主の力を経験する
アダムの数世代後,子孫の一人であるエノクは,心がかたくなで邪悪な民の中に住んでいました。モーセ6:26-28を読み,主がエノクに何を命じられたか見つけてください。
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あなたがエノクだったら,どのように感じたでしょうか。それはなぜですか。
生徒がエノクの主との経験を研究する助けとして,配付資料『エノク,主の力を経験する』を使うことを検討してください。生徒が二人一組で配布資料に取り組むのもよいでしょう。変化をつけるために,各学習活動の後でパートナーを替えてもいいでしょう。配付資料のアイデアを使って,クラス全体で一緒にエノクの経験を研究しても構いません。
福音に焦点をあてた会話を始める方法がなかなか分からない生徒もいるでしょう。配付資料には,話し合いで使える質問が幾つか含まれています。このような話し合いに使える質問をすることで,生徒は聖文や預言者の言葉で学んだことについて,考えや気持ちを分かち合う練習をすることができます。(話し合いに関するその他の訓練については,『教師養成スキル』にある「今学んでいる真理を分かち合うよう,学習者に勧める」を参照してください。)
配布資料の研究活動4で見つけた真理を含め,生徒に研究と話し合いから学んだことを分かち合う時間を取ります。生徒たちは自分の言葉で,次のような真理に気づくかもしれません。主の命じられたとおりに忠実に行うならば,主はわたしたちに助けと力を与えてくださる。
あなたの人生における主の助けと力
生徒がこの原則を理解するのを助けるために,聖文または現代の例を幾つか挙げるとよいでしょう。生徒に,その例を読む(または視聴する)ように伝え,その例の中で主がどのように人々を助け,強められたかを分かち合う準備をしてもらいます。例として,荒れ野にいるニーファイとその家族(1ニーファイ5:7-8;7:16-18;17:1-3;18:1-4参照),奴隷の状態にあるアルマとその民(モーサヤ24:10-22参照),またはリバティーの監獄にいる預言者ジョセフ・スミス(教義と聖約121:1-10;122:7-9参照)などが挙げられます。「本物のミレニアル世代になる」(タイムコード9:05から12:29まで)で,ラッセル・M・ネルソン大管長が自らの人生を分かち合った例を見せてもいいでしょう。このビデオはChurchofJesusChrist.orgにあります。
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主は生活の中でどのように助けや力を与えてくださいましたか。
主の力についてのあなた自身の個人的な経験を分かち合うのもよいでしょう。
学んだことを振り返る
時間を取り,聖文,クラスメイト,御霊から今日学び,感じたことを生徒に深く考えてもらいます。そのための方法の一つとして,次の質問を見せて,生徒が答えを学習帳に書く時間を取るとよいでしょう。
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自分は不十分だと感じたり,落胆したり,力不足だと感じたりしたときに主は助けてくださいます。今日学んだ中であなたが主について重要だと感じたことは何でしたか。
分かち合いたいと思っている数人の生徒に,学習帳に書いたことをクラス全体に発表してもらってもよいでしょう。救い主と,わたしたちに力と助けを与えてくださる救い主の力について証しましょう。