順調なときもイエス・キリストを
物事がうまくいっているとき、どうすれば救い主に意識を向け続けることができるでしょうか。幾つかのアイデアを紹介しましょう。
自分が苦しんでいるときだけあなたと時間を過ごし、幸せなときにはあなたを避ける友人がいると想像してみてください。それは健全な関係でしょうか。そうとは言えませんよね。
苦難のときには主を求め、良いときには主を忘れるということを、救い主に対して行っていないでしょうか。
わたしたちは、困難な時期にイエス・キリストがどのように助けてくださるかについてよく話します。それは恐らく、だれもが困難に直面するからです。
しかし、何日も、何週間も、あるいは幸運ならば何年も、物事がとてもうまくいくときもあります。そのようなときには、救い主を忘れてしまうことがあります。モルモン書の民はそうでした。彼らはしばらくの間、神の祝福によって栄えましたが、最終的には神を忘れて高慢のえじきになってしまいました。
良いときだからといって、突然イエス・キリストが必要なくなるわけではありません。繁栄のときは、救い主を忘れず、救い主とともに喜ぶのに最適なときです。
では、試練がイエス・キリストと天の御父に頼ることを思い出させてくれないとき、どのように御二方とのつながりを保つことができるでしょうか。
謙遜でいる
物事がうまくいっているとき、祝福や達成したことを祝うのは良いことです。しかし、あなたが今の状態にいるのを可能にしてくれたのはだれなのかを忘れないでください。ベニヤミン王はモルモン書の説教の中で、次のように述べています。
「見よ、わたしたちは皆、物乞いではないだろうか。わたしたちは皆、持っているすべてのものについて、すなわち食物も衣服も、金も銀も、そのほか持っているあらゆる富について、同一の御方、すなわち神に依存してはいないだろうか。」(モーサヤ4:19)
天の御父とイエス・キリストがあなたのためにしてくださったことを心に留めて、自分の成功について謙遜になることは、良いときにも御二方とつながるすばらしい方法です。
感謝の気持ちを持ち続ける
感謝は、高慢と忘却に対する最良の解毒剤の一つです。神に感謝することは、神について、また神とその御子があなたの人生で行ってくださるすべての善いことを思い起こす助けとなるでしょう。これは、困難なときと同じように、良いときにも効果的です。
用心する
サタンが好んで用いる攻撃の一つは、「なだめ、〔あなたを〕欺いて現世での安全を確信させる」という方法です(2ニーファイ28:21)。言い換えれば、あなたが良いときに満足感と安心感を得て、最も大切なことを忘れていたなら、サタンはそれを喜ぶでしょう。ですから、神を忘れないでください!サタンの巧妙な策略に注意し、順調なときであってもそれに抵抗するとき、天の御父とイエス・キリストの近くにとどまることができます。
「良い羊飼い」マイケル・マーム画
キリストを中心とする
ラッセル・M・ネルソン大管長は、次のように教えています。「生活の中心を神の救いの計画とイエス・キリスト、主の福音に向けるなら、人生で何が起こっても—起こらなかったとしても—喜びを感じることができます。喜びは主から始まり、もたらされるものです。主はすべての喜びの源であられます。」
人生がうまくいっているとき、あなたは喜びに関するこの真理をどのくらいの頻度で考えますか。これは困難な状況にあるときの単なる慰めの助言ではありません。それは、最良のときも含めて、常に真実です。ですから、悪いときも良いときも、キリストに意識を向けるためにできることをすべて行ってください。