2025
召しに備える:伝道の備えに関する宣教師からのアドバイス
2025年9月号


伝道地から

召しに備える:伝道の備えに関する宣教師からのアドバイス

わたしたちは5人の宣教師にお願いし、伝道の準備の始め方についてアドバイスをもらいました。

机に座って聖文を研究する若い男性

伝道に出る準備をすることは、とてもわくわくする時期です。イエス・キリストの教義を学び、御霊がどのように語りかけるかを理解し、神の王国を築くために自分の時間をささげるための心の備えをすることに集中します。

伝道中は、順応しなければならない新しいことがたくさんあります。あらゆる状況に備えることはできませんが、伝道生活への移行を少しでも楽にするためにできることはあります

現役の宣教師と、伝道の準備をしている人たちに、伝道に備えることについてのアドバイスを尋ねました。彼らの回答を以下に紹介します:

救い主を知ろうと努める

伝道前に、キリストを知るためにもっと努力しておけばよかったと思います。もちろん、主のことは知ってはいました。一人で、あるいは家族と一緒に、標準聖典を読んで育ったので、イエスの話やマスター教義聖句は知っていました。生涯をかけて得た霊的な知識に感謝しています。しかし、伝道までの数か月間に自分がしたことの中で何か一つ改善できることがあるとすれば、救い主を知るためにもっと努力をすればよかったと思います。

救い主御自身がこのように約束されました。「捜せ、そうすれば、見いだすであろう。」(マタイ7:7)イエス・キリストを求めるとき、モルモン書や神殿、聖餐の中、そして主が日々わたしたちに手を差し伸べてくださっている数え切れないほどの小さな簡単な方法の中に、主を見いだすことができます。わたしは伝道中に、これまでの人生で経験したことがなかったほど多くの奇跡を見てきました。それはおもに、これまで以上に神に目を向け、神に感謝するようになったからだと思います。

ジュリア・コリングス姉妹(ドイツ・ハンブルク伝道部)

伝道準備クラスに行き、聖文を研究する

わたしは伝道の備えとして、ワードの伝道準備クラスに出席しました。みんなで『わたしの福音を宣べ伝えなさい』を読み、その原則を実践する方法について話し合いました。

それに加え、わたしは毎日必ずモルモン書を読むようにしました。また、毎週時間を取って、聖書、特にマタイ書、マルコ書、ルカ書、ヨハネ書を研究しました。自分が教える福音の真理についての証を持ち、その真理を教える土台となる聖文の知識を備えておこうと思ったのです。

リカード・デミル長老(ユタ州オレム伝道部)

モルモン書を研究し、奉仕を通して人々を愛することを学ぶ

わたしが行った伝道の備えの中で最も有効だった二つの方法は、聖文研究と奉仕でした。毎日、以前よりもさらに熱心にモルモン書を読み、自分の生活に応用できる事柄を見つけようとしました。読んだページのメッセージは、まさにわたしに向けて書かれたように思えました。そして、自分がどれほどイエス・キリストの贖罪を必要としているか、また主がどれほど喜んで御自分の力を与えてくださるかを学びました。聖文を実践するには練習と努力が必要ですが、永遠の報いを与えてくれる習慣となっています。

次に、奉仕です。アメリカ合衆国フロリダ州の沿岸都市は、毎年ハリケーンに見舞われます。風や洪水は甚大な物的損害を引き起こし、これらの地域の人々が必要とする迅速な援助を受けることは非常に困難で、費用がかかることがよくあります。12歳のわたしは、なぜ自分たちが週末に木の枝を運ばなければならないのか理解できませんでした。毎年こうしたことを行いながら、人のために一生懸命働くことで、どれほどの喜びを見いだすことができるかを学びました。わたしは今でも、もっと慈愛を深めようと努力していますが、だれかをより愛するために必要なのは、相手に奉仕することだと知っています。

ジョセフ・ローリー長老(ユタ州オレム伝道部)

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』を研究し、神殿に参入する

伝道に備えるための簡単な方法が幾つかあります。まず、『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の第3章を読んで研究することをお勧めします。伝道に出る前に教える内容が分かっていれば、御霊によって教える方法にさらに焦点を当てることができます。

また、自分自身のエンダウメントを受け、できるだけ頻繁に神殿に参入するようお勧めします。神殿は、永遠の観点を持ち続け、イエス・キリストに焦点を当てるのを助けてくれます。

伝道に備える方法として最後に提案したいのは、モルモン書を読んで、理解することです。それは、伝道中、そして生涯を通じて、あなた自身やほかの人々をイエス・キリストと結びつけてくれる最も有効な手段となるでしょう。

ラグビー・テイラー長老(ワシントン州エバレット伝道部)

より優れた社交スキルを身につける

伝道への備えとして、福音の知識を増すことは重要ですが、対人スキルも養う必要があります。そこで、人間関係において、自分の殻を破ってみることを提案します。普段は話すことのないような人と話す努力をしましょう。

福音を教えるには、そうした対人スキルが必要だということを学びました。伝道中に伸ばし、強化する社交スキルは、将来の職業や異性とのつきあい、学校、人間関係においても役立ちます。

エマーソン・テイラー長老(ニューハンプシャー州マンチェスター伝道部)