神殿、主の宮
神殿は文字どおり主の宮である。主はいつも御自分の民に、神殿を建てることを命じてこられた。神殿は聖なる建物であり、ふさわしい聖徒たちがその中で、自分自身と死者のために神聖な福音の儀式を執行する。主は神殿を訪れられる。したがって神殿は、礼拝する場所としては最も神聖な所である。
モーセとイスラエルの子らが建てた幕屋は可動式の神殿であった。イスラエル人はエジプトから出て旅をしている間、幕屋を使っていた。
『旧約聖書』の中で最もよく知られている神殿は、ソロモンがエルサレムに建てたものである(歴下2-5章)。この神殿は紀元前587年にバビロニア人によって破壊され、およそ70年後にゼルバベルによって再建された(エズ1-6章)。この神殿は紀元前37年に一部が焼失したが、後にヘロデ大王によって再建された。しかし、紀元70年にローマ人によって破壊された。
『モルモン書』でも、神に従う義にかなった人々は導きを受けて神殿を建て、そこで神を礼拝した(2ニフ5:16;モサ1:18;3ニフ11:1)。神殿を建設し正しく使用することは、現在の回復された教会も含めて、どの神権時代においても、まことの教会のしるしとなっている。この神権時代に建設されて主に奉献された最初の神殿は、カートランド神殿である。それ以来、全世界の多くの国々で神殿が奉献されている。