『青少年の強さのために』
ほら、未来の自分が来たよ!
『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』2026年2月号


ほら、未来の自分が来たよ!

もしできるとしたら、若いころの自分に、あなたは何を伝えたいですか。

時計を持つ若い女性

イラスト/デーブ・ムリー

突如タイムマシンが現れたとします。毛むくじゃらのマンモスに乗ろうじゃないかと勇み立つ前に、条件を聞いてください。そのタイムマシンに乗っても、若いころの自分に会うことしかできません。

タイムマシンに足を踏み入れてシートベルトを締めると、あら不思議!突然、目の前に若い自分が現れます。あなたは、自分に何と言いますか。ひょっとしたら今より若いころのあなたは毎日はつらつとしていて、「めいっぱい楽しんでね」と言えばいいのかもしれません。または大変な苦労をしていて、抱き締めて慰めてあげなければならないのかもしれません。

わたしの場合は、若いころの自分が何かで悩んでストレスをため込んでいる可能性が十分にあります。わたしは失敗するのが嫌で、いつもびくびくしていました。新しい学年になったり転校したりといった変化が苦手でした。そして、なじめないと感じることが何度もありました。

だから子供のころからわたしは、このような思いや気持ちに対処する術を幾つか身につけていました。

過去にタイムスリップできるとしたら若いころの自分に伝えたいプロのアドバイスをあなたにもご紹介します:

  • 特に、何か新しいことに挑戦するときは、失敗するかもしれないけれど、大丈夫です!思いやりのある行動を取る練習と、自分を励ます練習をしましょう。ジェフリー・R・ホランド会長が前に言っていたように、「神は不完全な人間を通してその業を行ってこられました。それは神にとって大変な忍耐を要することでしょうが、それでも神はそのようにしておられます。わたしたちも、そうするべきです。……どうぞ忍耐強くあり、親切で、赦す心を持ってください。」今では、何か新しいことに挑戦するときは、こう言って自分を叱咤激励します。「これは厄介なことになりそうね。でもそれは、最初の数回だけ。それが過ぎれば、練習してうまくできるようになるわ。」

  • 状況が変わってつらくなっても大丈夫です。友達との関係では特にそうです。成長するにつれて人間関係は良くなると信じましょう。交際範囲は広がっていきます。自分の生活にネガティブなことを持ち込む人や、感情的、霊的に自分をすり減らす人との交流を少なくするため、境界線を引けるようになることでしょう。そうするときに、真の友情が時とともに育っていくのです。天の御父と救い主、つまり常に最も重要な御方と密接な関係を築くならば、この御二方は、深く満たされた豊かな人間関係のある未来へと、あなたを導いてくださいます。

  • 人生には孤独な時があるでしょうが、そういう時は過ぎ去ります。救い主は孤独のつらさを理解しておられ、あなたとともにその道を歩んでくださいます。やがて、あなたのことを気にかけてくれて、同じ興味を持つ人たちとの出会いがあるでしょう。そして、どうなると思いますか。あなたの経験したことは、実は、共感力という、とてもすばらしい能力を伸ばす助けになっているのです。仲間外れにされたときの気持ちが分かっているので、あなたは救い主がなさるように、寂しい思いをしている人に気づき、仲間に入れてあげることがとても上手にできるようになっています。

大きな時計を持つ若い女性

結局何を言いたいかというと、人生はどんどん良くなっていく、ということです!ラッセル・M・ネルソン大管長が断言しているように、「わたしたちには待ち望んでいることがたくさんあります。……

行く手に困難がないと言っているわけではありませんが、備えができていて、主の御手に使われる者としての備えを怠らない人には輝かしい未来が待っていることを、わたしは約束します。」

だからといって、毎日完璧に上に向かっているわけではありません。わたしは、人生とは3次元のらせんのようなものだと思っています。つまり、同じようなトラブルに何度も何度も見舞われているように思えることがあるのです。しかし、イエス・キリストに続けて従うならば、確かに以前よりも高い霊的水準へと、前進し、上昇しています。

次はあなたの番です。あなたは若い自分に何と言うでしょうか。そして、さらに進んで、未来の自分が戻ってきて今のあなたに何か言うとしたら、どんなことを言うと思いますか?!

うーん、これはなかなか難しそうです。頭がパンクしてしまう前にやめたほうがいいかもしれませんね。時空の旅を楽しんでください!