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個人の啓示を受け,認識するにはどうすればよいでしょうか
進んで努力する人はだれでも,個人の啓示を受けることができます。
「神はほんとうにわたしに語りかけたいと思っておられるのだろうか。」
これは,わたしが以前,個人の啓示に関して抱いていた疑問です。神は啓示を通して,人生における決断を下すことができるように助けてくださいますが,それでもわたしたちの多くは,どのような仕組みで啓示がもたらされるのか,いまだ疑問に思っているかもしれません。
幸いなことに,ラッセル・M・ネルソン大管長は次のように証しています。「神はほんとうに皆さんに語りかけたいと思っておられるでしょうか。そのとおりです。」
天の御父は,御自分のすべての子供たちと話す機会を切に求めておられます!皆さんはわたしと異なる経験をしているかもしれませんが,天の御父から個人の啓示を受ける能力を高めるうえで助けとなる真理とアイデアを幾つかご紹介します。
啓示を招くには
啓示を招く方法はたくさんあります。その一つは,「調べ,深く考え,祈る」ことです。わたしにとっては,聖文やその他の福音のリソースを調べたり,信仰深い友人やメンターと話したりすることがこれに当たります。結局のところ,ネルソン大管長は,「良い霊感は良い情報に基づく」と証しています。
深く考えることは,聖文を調べたり祈ったりすることと同様に重要な要素です。わたし自身は,自分が学んだ事柄について深く考える時間を上手に取ることができているわけではありませんが,気を散らすものを締め出して主に頼るときに,御霊が導いてくださるのを感じることがよくあります。
ネルソン大管長は次のように招いています。「心配事や恐れ,弱さについて,イエス・キリストの御名によって祈ってください。そうです,心の切なる思いについて祈ってください。その後で耳を傾けてください。心に浮かんだ考えを書き留めてください。感じたことを記録し,それに従って,促しを受けたとおりに行動してください。」
教会指導者たちはそのほか,清くあること,神殿・家族歴史活動に時間を割くこと,人々に奉仕すること,進んで従うことの重要性を強調しています。これらのことは,御霊に対する感覚を研ぎ澄ませ,神からの導きを受ける助けとなります。
啓示を認識するには
聖文に登場する人物や周りの人々と同じように,示現を目にしたり,声を聞いたり,経験をしたりすることがないために,落胆する場合があるかもしれません。しかし,「神の光と真理をまったく同じ方法で経験する人は〔いない〕」ということを心に留めてください。
神の御心に沿う選択をしたときに,平安を感じるという形で答えが与えられることもあります(教義と聖約19:23参照)。また,聖文から新たな学びを得て,思いが照らされるように感じることもあります(教義と聖約11:13参照)。時には,だれかに仕える方法についての考えが頭に浮かぶこともあります(モロナイ7:13参照)。また静かな時間に,福音の真理を思い起こさせてくれる優しい声が頭に響くこともあります(ヒラマン5:30参照)。
ここで述べなかったものを含め,こうした思いや感情はすべて,御霊がわたしたちに語りかけてくださる方法となり得るのです。主の声を認識することができるよう,天の御父に助けを求めてください。そうするなら,御父は主の声を聞くことができるように助けてくださいます。
答えがもたらされないのはなぜか
思いつくかぎりのことをしたにもかかわらず,まだ答えを得られていないと感じる場合があります。同じような経験がある皆さんにお伝えしたいのは,落胆しないでください!ということです。神はわたしたちを見捨ててはおられません。求めてもすぐに啓示を受けられない理由は幾つか考えられます。
神がすでにこたえてくださっていても,それを認識するのが難しい場合もあるでしょう。御霊は様々な方法でメッセージを伝えることがおできになるので,ある特定の方法でしか答えを期待していなければ,それを見逃してしまうかもしれません。
神が皆さんを信頼し,皆さんが選択の自由を用いて賢明な選択をすることを望んでおられるために,明確な答えを受けていない場合もあるでしょう(エテル2:23-25参照)。信仰を持って行動するなら,皆さんが正しい道を歩んでいるかどうかを神が確認してくださいます。
心の健康の問題や,自分の過失によらないその他の苦悩によって,御霊を感じたり,その声を聞いたりするのが難しくなることもあります。
何かを悔い改める必要がある場合もあるでしょう。
あるいは,神の言葉を受け入れる用意が整う前に,さらなる時間と準備が必要なのかもしれません(3ニーファイ17:2-3参照)。
望む答えをすぐに得られない理由はたくさんありますが,神が愛してくださっていることを忘れないでください!皆さんが手を伸ばし続けるなら,御父は適切な時と方法をもって手を差し伸べてくださいます(教義と聖約88:63参照)。
生活を送る中で御霊を招き続けるなら,神が自分と話す機会を求めておられることに気づくはずです!御父はわたしたちの質問に答える準備を整えておられるのです。