マスター教義の復習 23
理解し,説明する
マスター教義の目的の一つは,マスター教義聖句に含まれている教義を理解し,自分の言葉で教義を説明できるようになることです。この課では,新約聖書後半の13のマスター教義聖句に含まれる真理について理解を深め,その真理を説明する機会が用意されています。
マスター教義聖句の定期的な学習と復習を奨励する。マスター教義聖句の暗記,理解,説明,応用には研究と実践が必要です。マスター教義のレッスンは毎週教え,生徒には学んだことを定期的に復習するように伝えましょう。「マスター教義」アプリは,生徒がマスター教義聖句の研究を続けるうえで役立つ貴重なリソースであることを覚えておいてください。
生徒の準備:新約聖書後半の13のマスター教義聖句を簡単におさらいして,よりよく理解したいものを一つだけ選んでもらいましょう。
学習活動案
この復習の課の代わりに,マスター教義聖句についてのレッスンが必要となる場合もあります。地域や地区ディレクターやコーディネーターが提供する進度スケジュールを参照して,必ずセミナリー開講中に各マスター教義聖句の課を全部教えられるようにしてください。
質問をする
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だれかに質問したことに感謝したのは,どのようなときですか。(例えば,質問したことで何かを学んだとき,友達や親にアドバイスを求めて貴重な助言を得たときなど。)
生徒が自分自身の経験を考えるのに役立つように,あなた自身の経験を分かち合ってもよいでしょう。
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イエス・キリストの福音を学ぶ際には,質問することが重要な理由は何ですか。
大管長会のヘンリー・B・アイリング管長はこのように述べています:「質問し,それに答えることは,あらゆる学習,あらゆる教え方の核心です。」(“The Lord Will Multiply the Harvest” [evening with a General Authority, Feb. 6, 1998], 5–6, in Teaching Seminary: Preservice Readings [2004], 98)
マスター教義聖句に関する質問をすることは,わたしたちが教義をよりよく理解し,救い主の助けをより完全に人生に招き入れるのに役立ちます。
全13のマスター教義聖句の参照場所を表示するか,生徒の見える所に掲示してください。必要であれば,新約聖書の全24のマスター教義聖句をこの復習に使うか,数か所を選ぶか,クラスの必要性に応じて考えてください。
新約聖書マスター教義:1 コリント-黙示
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「自分のからだは,……聖霊の宮であ〔る〕。」 | |
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「主にあっては,男なしには女はないし,女なしには男はない。」 | |
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「アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように,キリストにあってすべての人が生かされるのである。」 | |
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復活には,栄光の3つの階級がある。 | |
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「時の満ちる〔神権時代において〕神は……ことごとく,キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである。」 | |
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教会は「使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって,キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。」 | |
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「主の日〔が来る前に〕まず背教のことが起〔こる〕にちがいない。」 | |
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「聖書〔は〕救に至る知恵を,あなたに与えうる書物である……。」 | |
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天の御父は「たましいの父」である。 | |
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「知恵に不足している者があれば,その人は……神に,願い求めるがよい。」 | |
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「信仰も,……行いを伴わなければ,……死んだものである。」 | |
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「死人にさえ福音が宣べ伝えられた……。」 | |
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「死人はそのしわざに応じ,……さばかれた。」 |
以下の活動は,マスター教義聖句の一つを使用してクラスとして行ってから,生徒が選んだ別のマスター教義聖句で同じ活動を繰り返してもよいでしょう。グループでも二人一組でも個人でも,クラスの必要性に応じて調整してください。
13のマスター教義聖句から,よく理解したいと思う聖句を一つ選び,それを注意深く読んでください。そのマスター教義聖句であなたが理解していること,自分や人がその聖句について質問しそうなことを考えながら,語句と文章を分析してください。例えば エぺソ2:19-20 について尋ねるかもしれないことは,「隅のかしら石とは何か,なぜイエス・キリストがそれにたとえられるのか」などです。また 2テサロニケ2:1-3 にある「背教のこと」とは何かと思っているかもしれません。
質問はできるだけ多く書いてください。
生徒は,選んだマスター教義聖句を学習帳か1枚の紙に書き,その周囲に自分の質問を書き込んでもよいでしょう。
できるだけ多くの質問を書き終えたら,最も理解することが重要だと思う質問を幾つか選び,利用可能な聖典学習ツールを使用して答えてください。これらのツールには,『聖句ガイド』,聖文の脚注,「福音ライブラリー」アプリ,または総大会の話などがあります。また今年あなたが学んだ研究の仕方,例えば前後の節を読んだり,聖句の背景を理解してみるなど,いろいろやってみることもそうです。答えを学習帳に書きます。
すべての質問への答えが簡単に得られるわけではなく,さらに時間をかけて,祈りを込めて学び思考することが必要な場合もあることを忘れないでください。
さらに生徒に参加してもらい,より多様性を持つために,まず生徒が選んだマスター教義聖句とそれに伴う質問を,生徒に名前とともに1枚の紙に書いてもらいましょう。次に,ほかの生徒とその紙を交換してもらうとよいでしょう。あるいは,紙をいったん集めてから混ぜ合わせ,ランダムに1枚ずつ配るとよいでしょう。
そして,利用可能な聖典学習ツールと研究の方法を活用し,受け取った紙にある質問への答えを書いてもらいましょう。十分な時間を取り,名前が書かれた生徒に紙を戻してください。
複数の生徒に,選んだマスター教義聖句と書き込んだ質問,そして自分やクラスメートが見つけた答えを発表してもらいましょう。またその聖句が,救い主またはその福音についての理解にどのように役立つかを聞くのもよいでしょう。
時間が許せば(または別の日に),ほかのマスター教義聖句で同じ活動を繰り返してもよいでしょう。