「1月27日-2月2日:『わたしの業は進み行く』:教義と聖約3-5章」『わたしに従ってきなさい—家庭と教会用:教義と聖約 2025年』
「教義と聖約3-5章」『わたしに従ってきなさい—家庭と教会用:2025年』
1月27日-2月2日:「わたしの業は進み行く」
教義と聖約3-5章
主の預言者としての最初の数年間,ジョセフ・スミスはまだ,自分の召された「驚くべき業」についてすべてを知っていたわけではありませんでした。しかし,ジョセフが初期の経験から学んだことの一つは,神の業を行うためには「神の栄光にひたすら目を向け」(教義と聖約4:1,5)なければならないということでした。例えば,自分はそうしたいかどうか分からないことを,もし主から行うように勧告されたとしても,ジョセフは主の勧告に従う必要がありました。そして,たとえジョセフが「多くの啓示を受け,多くの力ある業を行う力を持つとしても」,もし自分が行いたいと思うことを神の御心よりも大切に感じるならば,ジョセフは「必ず落ち〔る〕」(教義と聖約3:4)のです。しかし,ジョセフは神の業を行うことについてほかにも同じくらい大切なことを学びました。それは,「神は憐れみ深い」御方であり,心から悔い改めるならばジョセフは「まだ選ばれた者」(10節)だということです。神の業とは,結局のところ,贖いの業です。そして,その業は「くじかれることはあり得〔ない〕」(1節)のです。
家庭と教会で学ぶためのアイデア
わたしは神を信頼することができる
ジョセフ・スミスは主の業に取り掛かったころ,良き支援者を見つけるのに苦労していました。特にマーティン・ハリスは得難い人材でした。人望があり,裕福で,貴重な支援を提供できる立場にあったのです。ですからマーティンから,モルモン書の翻訳の最初の116ページの原稿を妻に見せる許可を求められたとき,ジョセフは当然,その要望を尊重したいと思いました。ただ,主からはそうしないようにという警告を受けていました。不幸なことに,この原稿はマーティンの手元から失われてしまいました。そのためにジョセフとマーティンは主から厳しい叱責を受けたのです(『聖徒たち』第1巻,48-51参照)。
教義と聖約3:1-15を読みながら,彼らの経験から主はあなたに何を学ぶよう望んでおられるか深く考えてください。例えば,以下の事柄についてどのようなことが学べるでしょうか:
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神の業(1-3,16節参照)。
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神を信頼するよりも人を恐れることがもたらす結果(4-8節参照)。
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忠実であり続けることから来る祝福(8節参照)。
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主がジョセフを正し,励まされた方法(9-16節参照)。
リン・G・ロビンズ長老は「どちらを向いていますか」というメッセージの中で,神を恐れた人と,ほかの人からの圧力に屈した人について,聖文から多くの例を挙げています(『リアホナ』2014年11月号,9-11)。ロビンズ長老が引用している聖句で,そのような例を読んでみるとよいでしょう。その話からどのようなことが学べるでしょうか。別のことを行うようにという圧力があったにもかかわらず主を信頼して主に従ったことが,あなたにはありますか。どのような圧力の中で主に従って何をしたのですか。それをした結果どうなりましたか。
デール・G・レンランド「個人の啓示の枠組み」『リアホナ』2022年11月号,16-19;「マーティン・ハリスの貢献」『啓示の背景』1-9;「トピックと質問」 “Seeking Truth and Avoiding Deception”(「真理を探し求め,欺きを避ける」)の項,「福音ライブラリー」;「いともやさし」『賛美歌』70番も参照してください。
わたしは心と,勢力と,思いと,力を尽くして神に仕えることができる
4章はよく,専任宣教師に当てはめられます。しかし,この啓示が,伝道に召されてはいないけれども「神に仕えたいと望〔んでいた〕」(3節)ジョセフ・スミス・シニアに与えられたものであるというのは,興味深いことです。
例えばこの章を,主の業に携わりたい人のための職務明細書と仮定して読むとよいでしょう。主が求めておられるのはどのようなことでしょうか。主はどのような恩恵を与えると言っておられるでしょうか。
この啓示から,主に仕えることについてどのようなことが学べるでしょうか。
ラッセル・M・ネルソン大管長は,イスラエルの集合を「地上における最も大いなるチャレンジ,最も大いなる大義,最も大いなる業」(「シオンのつわもの」〔ワールドワイド・ユース・ディボーショナル,2018年6月3日〕「福音ライブラリー」)と呼んでいます。この業に携わろうという気持ちを駆り立てるのは,この大管長の話の中のどの部分ですか。
神に仕えたいという望みを持つ人はだれでも,その業に召されています。
聖霊を通して,わたしはモルモン書についての証を得ることができる
1829年3月,マーティン・ハリスの妻ルーシーは,ジョセフ・スミスは金版を翻訳しているふりをして人々を欺いていると言って裁判所に申し立てました(『聖徒たち』第1巻,54-56参照)。そこでマーティンは,金版が実在する証拠をもっと示してほしいとジョセフに頼みました。教義と聖約5章は,マーティンの求めにこたえて与えられた啓示です。この章から,以下の事柄についてどのようなことが学べるでしょうか:
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金版を世の人たちに見せたらどうなると主は言っておられるか(教義と聖約5:7参照)。なぜそのようになるとあなたは思いますか。
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モルモン書についての証を自分で得る方法(16,24節参照。モロナイ10:3-5も参照)。
イエス・キリストはジョセフ・スミスを通してわたしたちに御言葉を与えてくださった
教義と聖約5:1-10から,わたしたちの時代に,またあなたの人生のためにジョセフ・スミスが果たす役割について,どのようなことが分かりますか。(2ニーファイ3:6-24も参照)
そのほかのアイデアについては,今月号の機関誌『リアホナ』および『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』を参照してください。
人物,場所,出来事
子供を教えるためのアイデア
ほかの人が間違ったことをさせようとしても,わたしは正しいことを選ぶことができる
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天の御父を信頼することを学ぶことについて話し合いを始めるために,失われた原稿のページの話をするとよいでしょう(『教義と聖約物語』17-21参照)。その後,正しくないと分かっていることを行うよう誘惑される状況について,子供たちと一緒にロールプレイをするといいかもしれません。教義と聖約3:5-8;5:21-22にあるどのような言葉が,そのような状況で助けとなるでしょうか。
4:39マーティン・ハリス,ジョセフを助ける 主を信頼することを学ぶ
主は御自分の業を助けるようわたしを招いておられる
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教義と聖約4章の各節には,神に仕えることについて子供たちが学ぶのに役立つ貴い真理が含まれています。子供たちにそのような真理を見つけてもらう助けとなるアイデアを幾つか紹介します:
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教義と聖約4:1を一緒に読み,末日における神の「驚くべき業」を表している絵や写真を見せます(宣教師,神殿,モルモン書など)。
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子供たちに,「あなたがたの心と,勢力と,思いと,力を尽くして神に仕え〔る〕」(教義と聖約4:2)という言葉を表す動作を考えてもらいます。または,それを表す絵を描いてもらってもよいしょう。
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畑仕事の道具を一緒に見てもよいかもしれません。これらの道具はどのように役立つでしょうか。次に教義と聖約4:5-6の中から,神の業を行うための道具になるものを子供たちに見つけてもらいます。
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年長の子供たちには,教義と聖約4章を自分で調べ,神に仕えるとはどういことかについて,分かったことを挙げてもらいます。
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伝道活動に関する歌を一緒に歌います。「宣教師になりたいな」(『子供の歌集』90)などがよいでしょう。
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わたしは人に奉仕することによって神の業を助けることができます。
障害のある人々に合わせて活動を工夫する。活動に少し工夫を加えることで,だれもが学ぶ機会を得られるようにすることができます。例えば,活動で絵を見せるという提案がある場合,代わりに,視覚障害のある子供も参加できるように一緒に歌を歌うことができます。
わたしはモルモン書が真実の書物であることの証人になることができる
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子供たちに証人について教えるために,友達が前足だけで猫が歩いているのを見たと言ってきたと仮定してもらうとよいでしょう。その話を信じるでしょうか。別の友達が同じことを言ったとしたらどうでしょうか。「証人」とは何か,また証人が大切なのはなぜかについて話し合います。その後,子供たちに教義と聖約5:1-3,7,11をよく読んでもらい,次のような質問に対する答えを見つけてもらうとよいでしょう:
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マーティン・ハリスは何を知りたかったのでしょうか。
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ジョセフ・スミスはだれに金版を見せることができたでしょうか。
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金版を見てもモルモン書が真実だと確信できない人がいるのはなぜでしょうか。
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わたしたちはモルモン書の証人になるために何ができるでしょうか(教義と聖約5:16;モルモン10:3-5参照)。
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そのほかのアイデアについては,今月号の機関誌『フレンド』を参照してください。