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大した経験がなくても履歴書に書く
履歴書に書くことがあまりないと思っている人は,教会の召しに目を向けてください。
履歴書にある基本的な項目に,「職歴」「ボランティア活動の経験」「学歴」「技能」があります。小さな欄ではありますが,その分野であまり経験がないように感じて気が引けるかもしれません。でも,落胆しないでください。あなたには,自分で思っているよりも経験があるかもしれないのです。特に,教会の召しを果たすことによって価値ある経験が得られるからです。わたしたちは主への愛と主の子供たちを助けたいという願いから教会の召しを果たし,それを尊んで大いなるものとする努力をしていますが,それによって得られる技能は,求人市場でも一目置かれる価値が認められる場合があります。
職務と頻度のリストの作成
どんな召しを受けていようと,履歴書に書けるような実績と,身につけた技能がある可能性があります。それぞれの召しで行った職務のリストを作成して,その務めをどれくらいの頻度で行ったか,何人の人がそれにかかわったかを書き出しましょう。
実績の説明
次に,「実績の説明」を作成します。これは,あなたが召しを受けている間に成し遂げたことを簡潔に分かりやすく説明するもので,履歴書のそれぞれの経験の下に黒丸を付けて箇条書きにします。
どの説明文も,「動作動詞」で終えてください。監督しました,改善しました,教えました,など,強い印象を与える動詞を使います。
例
以下に挙げるのは,何種類かの召しに基づく実績の説明で,これには職務と頻度,召しに頻繁にかかわった人の人数を入れています。
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教師:
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毎週手引きと聖文を研究し,資料や個人の経験をまとめて,レッスンの準備をしました。
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頻度については,毎週や月に2回など,その職務をどれくらいの頻度で行ったかを書きます。
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14歳から16歳の生徒が6人いるクラスを毎週50分間教えました。
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生徒や参加者の人数は召しによって異なります。
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会長会:
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グループのために月間目標と長期目標を立てて達成しました。
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組織の会員30名の福祉に取り組みました。
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義務を果たせるように指導者と教師を訓練しました。
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26人のために毎月の活動を計画して行いました。
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毎月予算を立てて,それに従いました。
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音楽指揮者:
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毎週の音楽プログラムを作成しました。
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特に選りすぐった曲を何曲か教会員が披露できるように手配しました。
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祝日や行事に関連した音楽プログラムを計画しました。
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伝道に出た経歴のある人:
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毎週また長期的に教える目標と自己改善目標を設定して,それを達成しました。
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応用と学習によって生活を豊かにする方法を,毎週,平均16の個人かグループに教えました。
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トレーナーの経験がある人:教え方と厳しいスケジュールへの適応の仕方について新任の宣教師に訓練を施し,助言しました。
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姉妹のトレーナー,ディストリクトリーダー,ゾーンリーダーの経験がある人:14人の宣教師を鼓舞し,評価し,その進歩状況を報告し,世話をしました。
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外国で生活した経験がある人:〔国名〕に〔年数〕年間住んで,その国の文化について知見を広めました。
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外国語を話せる場合は,その言語を使って生活していたこととその期間を注記します。
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以上は非常に一般的な例ですが,あなたが達成したことに特化して書き,応募する仕事に合わせた書き方をするならば,さらに良いものになります。
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履歴書の作成
これまでに受けた召しとそれに関連する実績の説明を履歴書に書き加えてください。自分の召しが履歴書に記載するにふさわしいものと感じてもらえるようにするためには,応募する仕事の職務内容に合った内容にする必要があります。
たいていの場合,職務記述書には鍵となる語があります。その鍵となる語は,その会社が雇用する人材に求めている具体的な事柄ですから,それを使って履歴書を書くようにするとよいでしょう。また,職務記述書の内容にいちばん近い召しを特に取り上げて説明するとよいでしょう。アシスタントに応募する場合は,組織で働く技能を活用する召しを強調します。また,補助教員に応募する場合には,教える職務を含む召しを記載します。
その他のヒント
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「ボランティア活動の経験」欄に,これまで果たしてきた召しを記入してください。
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組織は「末日聖徒イエス・キリスト教会」とします。
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職名として召しの名称を書きます。
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ワードや支部の代わりに集会,ミューチャルの代わりに青少年の毎週の活動というように,一般的な言葉を使ってください。
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一般の人になじみがないような組織については,説明を付けます。
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例えば,扶助協会については「国際的な女性の組織」という説明を付けます。ワードや支部の扶助協会については,その国際的な組織の地元団体とか地元支部と説明すればよいでしょう。
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また,自分が行ったその他のボランティア活動や仕事,活動で得た技能や経験を説明する際にも,上記の原則を当てはめることができます。自分の就きたい職に応用できる様々な経験をはっきりさせることが大切です。ですから,教会の召しだけでなく,関連する経験をできるだけたくさん履歴書に書き込むようにしましょう。すぐには分からないかもしれませんが,あなたには提供できるものがたくさんあります。自分を安売りしないでください。