新しい預言者や使徒は教会でどのように召されますか。

霊感を受けた継承の過程を見てみましょう

末日聖徒イエス・キリスト教会において、預言者はどのように選ばれていますか。だれが次の預言者になるのでしょうか。このような疑問は、大管長が生涯の終わりに近づくときや亡くなるときに必ず生じます。末日聖徒イエス・キリスト教会では、預言者の継承は神によって明らかにされ、神から霊感を受けた方式に従います。

人類の歴史を通じて、神は地上における神の声となるよう預言者を召してこられました。預言者は永遠の真理を教え、イエス・キリストについて証し、その時代の人々に必要な導きを与えます。

現代において、神は御自身の教会を導くため、必要に応じて新しい預言者と使徒を召す明確な規範を定めておられます。聖書の時代と同じように、この過程は神によって導かれます。しかし同時に、教会が変化の時に継続し、安定するように構成されています。

教会は大管長会によって導かれています

教会は、大管長と二人の顧問から成る大管長会により導かれます。大管長会は十二使徒定員会の支援を受けています。これらの指導者はともに教会の業全体を監督します。

First Presidency and the Quorum of the Twelve Apostles

大管長会と十二使徒定員会。イタリア・ローマ神殿の訪問者センターにて。

預言者が亡くなるとどうなるのですか。

預言者と使徒は、教会で奉仕する召しを受け入れると、残りの生涯にわたってその役割にとどまります。預言者が亡くなると、新しい預言者の任命は秩序正しく行われます。

実行される手順は次のとおりです。

  1. 大管長会は自動的に解散し、顧問は十二使徒定員会に戻ります。
  2. その時点で14人となった十二使徒定員会は、使徒職における奉仕期間の年数が最も長い使徒に率いられ、教会の指導的役割を担います。
  3. 使徒たちは、最も在任期間の長い使徒が新しい預言者および大管長となるという確認を主から受けるために集まります。教会の歴史を通じて、この役職は常に最も先任の使徒(年齢ではなく、奉仕の長さで決まる)が果たしてきました。
  4. 新しい預言者は、主が残りの使徒の中からだれを顧問として選ばれたかについて、主の導きを求めます。これらの顧問が加わり、新しい大管長会が構成されます。
  5. 十二使徒定員会の新しい会長(先任順で選ばれる)は、ほかの使徒たちとともに、神権の権能を通して新しい預言者を任命します。
  6. 十二使徒定員会の新しい会長が大管長会で奉仕するように選ばれた場合、次の先任使徒が十二使徒定員会会長代理になります。
  7. 新しい預言者への啓示を通して、主は十二使徒定員会の最も若い会員の空席を埋めるために、新しい使徒を召されます。
  8. 預言者の名前は、次の総大会で賛意の表明を得るために教会員に提示されます。つまり、会員はその人を使徒の役割を果たすように召された人として認識し、支援を提供し、その教えに従うよう最善を尽くして努めることを約束するのです。

使徒が亡くなるとどうなるのですか。

大管長会または十二使徒定員会の一員が亡くなると、主が奉仕するように召されたのはだれかを知るため、預言者は祈りを通して主を求めます。使徒の名前は、次の総大会で会員からの賛意の表明を得るために提示されます。

教会歴史における預言者の継承の例

1830年4月6日に末日聖徒イエス・キリスト教会が正式に組織されて以来、18人の預言者がおり、その中には直近の預言者であるダリン・H・オークス大管長も含まれています。

教会の最初の預言者はジョセフ・スミスです。ジョセフはイエス・キリストの教会を地上に回復するため、直接神により召されました。

1844年にジョセフ・スミスと兄ハイラムが暴徒に殺された後、だれが後を継ぐべきかについて混乱が生じました。何人かの人が、その役割を担おうと名乗り出ました。最も先任の使徒であり、十二使徒定員会の会長であったブリガム・ヤングが教会全体に向けて話をしたとき、多くの人々が、ブリガムが次の預言者として神から召されたという力強い霊的経験を報告しました。

教会員は圧倒的多数で、教会の次の預言者としてブリガム・ヤングを支持しました。やがて、十二使徒定員会内の先任順位に基づく継承の秩序だったプロセスが、より正式なものとなっていきました。

神によって導かれる秩序あるプロセス

末日聖徒イエス・キリスト教会では、指導者が選ばれる際に、神による指示、継続性、先任順位に重点が置かれます。また、神が新しい使徒の召しに霊感を及ぼしておられ、使徒としての奉仕の間に将来の預言者を形作っておられます。

それぞれの預言者の独自の経験と強みは、神の子供たちを導くうえでふさわしい指導者を適切な時にもたらす神の計画の一部です。

末日聖徒イエス・キリスト教会のこれまでの預言者

イエス・キリストが御自身の教会を回復された後、ジョセフ・スミスに復活した姿の古代の預言者と使徒が訪れました。ジョセフ・スミスは、教会を導くために神が人に与えられる力である、神権の鍵を授かりました。

ジョセフのもとへ訪れた人の中には、救い主御自身によって聖任された新約聖書の使徒であるペテロ、ヤコブ、ヨハネも含まれていました。それ以来、教会を導くために奉仕してきた預言者は以下のとおりです。

1.ジョセフ・スミス(1830-1844年)
2.ブリガム・ヤング(1847-1877年)
3.ジョン・テーラー (1880-1887年)
4.ウィルフォード・ウッドラフ(1889-1898年)
5.ロレンゾ・スノー(1898-1901年)
6.ジョセフ・F・スミス(1901-1918年)
7.ヒーバー・J・グラント (1918-1945年)
8.ジョージ・アルバート・スミス(1945-1951年)
9.デビッド・O・マッケイ(1951-1970年)
10.ジョセフ・フィールディング・スミス(1970-1972年)
11.ハロルド・B・リー(1972-1973年)
12.スペンサー・W・キンボール(1973-1985)
13.エズラ・タフト・ベンソン(1985-1994年)
14.ハワード・W・ハンター(1994-1995年)
15.ゴードン・B・ヒンクレー(1995ー2008年)
16.トーマス・S・モンソン(2008-2018年)
17.ラッセル・M・ネルソン(2018-2025年)
18.ダリン・H・オークス(2025年-現在)

内容について

最終更新日 2025年12月22日