末日聖徒イエス・キリスト教会において、預言者はどのように選ばれていますか。だれが次の預言者になるのでしょうか。このような疑問は、大管長が生涯の終わりに近づくときや亡くなるときに必ず生じます。末日聖徒イエス・キリスト教会では、預言者の継承は神によって明らかにされ、神から霊感を受けた方式に従います。
人類の歴史を通じて、神は地上における神の声となるよう預言者を召してこられました。預言者は永遠の真理を教え、イエス・キリストについて証し、その時代の人々に必要な導きを与えます。
現代において、神は御自身の教会を導くため、必要に応じて新しい預言者と使徒を召す明確な規範を定めておられます。聖書の時代と同じように、この過程は神によって導かれます。しかし同時に、教会が変化の時に継続し、安定するように構成されています。
教会は、大管長と二人の顧問から成る大管長会により導かれます。大管長会は十二使徒定員会の支援を受けています。これらの指導者はともに教会の業全体を監督します。
大管長会と十二使徒定員会。イタリア・ローマ神殿の訪問者センターにて。
預言者と使徒は、教会で奉仕する召しを受け入れると、残りの生涯にわたってその役割にとどまります。預言者が亡くなると、新しい預言者の任命は秩序正しく行われます。
実行される手順は次のとおりです。
大管長会または十二使徒定員会の一員が亡くなると、主が奉仕するように召されたのはだれかを知るため、預言者は祈りを通して主を求めます。使徒の名前は、次の総大会で会員からの賛意の表明を得るために提示されます。
1830年4月6日に末日聖徒イエス・キリスト教会が正式に組織されて以来、18人の預言者がおり、その中には直近の預言者であるダリン・H・オークス大管長も含まれています。
教会の最初の預言者はジョセフ・スミスです。ジョセフはイエス・キリストの教会を地上に回復するため、直接神により召されました。
1844年にジョセフ・スミスと兄ハイラムが暴徒に殺された後、だれが後を継ぐべきかについて混乱が生じました。何人かの人が、その役割を担おうと名乗り出ました。最も先任の使徒であり、十二使徒定員会の会長であったブリガム・ヤングが教会全体に向けて話をしたとき、多くの人々が、ブリガムが次の預言者として神から召されたという力強い霊的経験を報告しました。
教会員は圧倒的多数で、教会の次の預言者としてブリガム・ヤングを支持しました。やがて、十二使徒定員会内の先任順位に基づく継承の秩序だったプロセスが、より正式なものとなっていきました。
末日聖徒イエス・キリスト教会では、指導者が選ばれる際に、神による指示、継続性、先任順位に重点が置かれます。また、神が新しい使徒の召しに霊感を及ぼしておられ、使徒としての奉仕の間に将来の預言者を形作っておられます。
それぞれの預言者の独自の経験と強みは、神の子供たちを導くうえでふさわしい指導者を適切な時にもたらす神の計画の一部です。
イエス・キリストが御自身の教会を回復された後、ジョセフ・スミスに復活した姿の古代の預言者と使徒が訪れました。ジョセフ・スミスは、教会を導くために神が人に与えられる力である、神権の鍵を授かりました。
ジョセフのもとへ訪れた人の中には、救い主御自身によって聖任された新約聖書の使徒であるペテロ、ヤコブ、ヨハネも含まれていました。それ以来、教会を導くために奉仕してきた預言者は以下のとおりです。
1.ジョセフ・スミス(1830-1844年)
2.ブリガム・ヤング(1847-1877年)
3.ジョン・テーラー (1880-1887年)
4.ウィルフォード・ウッドラフ(1889-1898年)
5.ロレンゾ・スノー(1898-1901年)
6.ジョセフ・F・スミス(1901-1918年)
7.ヒーバー・J・グラント (1918-1945年)
8.ジョージ・アルバート・スミス(1945-1951年)
9.デビッド・O・マッケイ(1951-1970年)
10.ジョセフ・フィールディング・スミス(1970-1972年)
11.ハロルド・B・リー(1972-1973年)
12.スペンサー・W・キンボール(1973-1985)
13.エズラ・タフト・ベンソン(1985-1994年)
14.ハワード・W・ハンター(1994-1995年)
15.ゴードン・B・ヒンクレー(1995ー2008年)
16.トーマス・S・モンソン(2008-2018年)
17.ラッセル・M・ネルソン(2018-2025年)
18.ダリン・H・オークス(2025年-現在)